カナレットとベネツィアの輝き

新宿 SOMPO美術館にて 

 

ベニス生まれのカナレット。日本初出展。

1700年代はこういった街の景観画が外国人上流階級のお土産として流行っていたそうだ。(特に英国からの)

パッと見ではわかりにくいが描かれている人物達は大変小さく細かいが、その描写が絵全体に躍動感を与えていると思った。

透視図法も絵に奥行きを与え、まるで写真のように細部にわたって描かれている。(実際下絵は非常に細かく、補助線のようなものが引かれていたり、カメラの技法を使って絵を写したりしている)

そして当時のベニスのキラキラしていた金満?の時代を見事に再現していると思った。

2段目の3作品は別の人の作品。フランチェスコ・グラウニーとモネ。

ゴッホのひまわりは損保ジャパン所有。

(ERIBOOZ)